ミックス係数5以下で勝つ!みきまる氏&かぶ1000氏流の投資方法とは?初心者でも始めやすく解説

ミックス係数(PER×PBR)が5以下の割安銘柄に注目する投資戦略は、みきまる氏や「かぶ1000」氏が提唱する実践的なバリュースクリーニング法です。
控えめな数値でスクリーニングすることで、負けにくい堅実投資が可能になります。
本記事では、ミックス係数の基本・目安・投資方法を中心に、みきまる氏やかぶ1000氏の実例を交えて解説します。
ミックス係数って?なぜ5以下が目安なの?
ミックス係数はPER(株価収益率)×PBR(株価純資産倍率)で計算され、数値が小さいほど割安とされます。
日本では「5以下」が最強水準とされ、みきまる氏やかぶ1000氏も「致命的な敗北がない水準」として推奨しています。
みきまる氏&かぶ1000氏のスクリーニング基準は?
- かぶ1000氏:ミックス係数≤5の銘柄は安全マージン高く、これで負けた記憶がないとのこと
- みきまる氏:ミックス≤11.25以内を基準(かぶ1000流より緩め)、さらに配当+優待利回り4%以上、時価総額300億円以下で絞る方式。5以下ならなお安全としています。
ミックス係数をどう活用する?

まずは証券会社や四季報でPERとPBRを確認し、掛け算してミックス係数(PER×PBR)を算出します。
5以下なら、非常に割安と判断できます。
その後、業績や内情、財務状況も確認し、保有リスクを抑えながらの投資判断を行います。
ミックス係数以外にもチェックすべき点は?
割安度だけでは不十分で、以下も重要です:
- 財務健全性(自己資本比率、有利子負債)
- 売上・利益推移(継続的な成長)
- 配当・優待利回り(みきまる氏の重視点)
ミックス係数を軸にした後、これらを併せて判断することで、安全度が高まります。
実践ワーク:3ステップで銘柄発掘!
- リストアップ
証券会社のスクリーナーでPERとPBRを掛け、「ミックス係数 ≤ 5」の銘柄を抽出します。 - スクリーニング
次に決算資料や四季報で財務指標(自己資本比率、有利子負債)や業績推移をチェック。 - 利回り確認&最終選定
さらに配当+優待などの総合利回りが4%以上、安定的な成長が見込めるかを検証します。
対象銘柄リスト(2025年7月17日時点)
日経225中でミックス係数と配当利回りが優秀な銘柄例:
銘柄 | ミックス係数 | 配当利回り |
---|---|---|
INPEX(1605) | 約 4.3 | 約 4.3% |
三菱ケミカルグループ(4188) | 約 4.5 | 約 4.1% |
神戸製鋼所(5406) | 約 3.4 | 約 4.9% |
中部電力(9502) | 約 3.6 | 約 3.8% |
関西電力(9503) | 約 3.9 | 約 3.5% |
誰に向いている投資法?

この手法は、長期保有を前提としたバリュー投資初心者に特に向いています。
数字だけに頼らず、企業の中身も丁寧に確認することで、勝ちやすいポートフォリオ構築が可能です。
株価変動に強く、複利効果を狙いやすい点も魅力です。
まとめ
- ミックス係数 = PER × PBR
- 5以下はかぶ1000氏流の安全マージン水準
- みきまる氏は11.25以下+高利回りでスクリーニング
- ミックス係数算出後は、財務・成長・利回り等も確認
- リスク低減でき、初心者にも導入しやすい手法
この手法を使えば、「負けにくい」投資ができ、安心して長期資産形成を行えます。
よくある質問(Q&A)
Q1. ミックス係数は一目で分かりますか?
A. 多くの証券会社のスクリーニングツールでPER・PBRを掛け合わせてチェックできます。
Q2. ミックス係数が低すぎるのは逆に危ない?
A. 極端に低い場合、赤字懸念や資産劣化可能性があるため、財務諸表は必ず確認しましょう。
Q3. 成長株にも適用できますか?
A. 成長株はPER・PBRが高くなりやすいため、バリュー投資向きに向いています。
Q4. 利回りを重視したいときは?
A. みきまる氏のように、総合利回り4%以上の基準を加えると、配当・優待での収益も狙えます。
Q5. 毎年見直すべきですか?
A. はい。市場環境や業績は変動するため、年に1回以上のチェックがおすすめです。

